ビジネス事例
アメリカでは昨今、ブランドが売るものが商品をかたどった「ミッション」になりつつあります。消費者が商品を選ぶ際、そのブランドのミッションへのコミットメントが、重要選択要素になってきているのです。 美の追求もミッションありきに 2020年があけて、…
「どうせ旅をするのなら、環境に優しく『地球』をまるごと楽しめるような、学び絵旅行を計画したい」――そんなニーズに応えてくれる旅行代理店があります。 地球をまるごと学べる、環境に優しい旅に出よう! 2001年に設立された「Responsibility Travel (責任…
オンライン・オークションの仕組みを使い、社会還元するプログラムが人気を集めています。オークションで手に入れられるのは「非日常」。ワクワクするような特別なアイテムや経験を落札することで、誰かの役に立つというこのサービス。時代性にもマッチして…
ニューヨークに拠点をもつJetBlue航空。同社が非営利団体 First Bookとのパートナーシップで始めたのは、子供の想像力を「空高く、舞うように」刺激するという素敵な活動です。 子供にとって、本は未来への「翼」 JetBlueが行っている具体的な活動とは、低所…
スウェーデン在住の16歳の少女が、たった一人で始めたストライキ。その後、「未来のための金曜日」と称され、日本を含む世界160ケ国に広がった若者たちの環境保護へのデモ活動の声は、ついには国連の気候変動サミットにまで到達しました。 リサイクルだけで…
ヴィンテージ風のフレームとそのスタイリッシュさで、急成長しているアイ・ウエア(眼鏡)ブランドがあります。Warby Parkerというニューヨークを拠点にした会社ですが、ちょっと変わった販売法と社会貢献活動で、アメリカでは爆発的な支持を集めています。 …
アメリカの非営利団体に「Meals on Wheels」という組織があります。全米5000以上の地域で活動を続けている非常に有名な団体で、貧困や孤独というような状況に置かれた高齢者たちに、温かい食事を届けるというのが彼らのミッション。大手企業が「お金を寄付す…
シアトルにはアマゾンの本社がありますが、その本社が2015年から一日5000本ものバナナを、ひたすら無料で配り続けている話を知る人は、少ないかもしれません。アマゾンは、なぜそんなことを続けているのでしょうか? バナナが繋ぐ、人々が共有できる「場」 …
アメリカで現在、かなりの勢いで視聴者数を伸ばしているインターネットメディアがあります。Cut.comという企業が運営する『Hiho Kids』というもので、昨年末に『BizSeeds』でも紹介しました。その当時の視聴者数は190万人弱だったのですが、それから9ケ月後…
アメリカでは「社会還元」そのものを、ビジネス商材として取り扱っている企業を最近知って、びっくりしました。「合理的」かつ「社会還元への積極参加」と言う点で、いかにもアメリカらしい発想ですが。なかなか面白い仕組みの事業なので紹介しようと思いま…
企業の理念と事業姿勢の中に、ジェネラティビティという概念を置き、顧客と企業が一体となって、次世代にプラスの影響を与える「社会還元共有型」コミュニティを構築し、導入する「社会還元共有型マーケティング」。このマーケティングに成功している企業の…
シアトルに拠点を置く『Theo Chocolates』は、オーガニック(有機)のカカオ豆を北米に初めて個人輸入した人物、ジョセフ・ウィニー氏によって設立されたチョコレート会社。全米はもちろん、「世界一、エシカル(倫理的に正しい)な工程で作られるチョコレー…